脇の甘い日常

プログラミング関係のお仕事ネタや、チャリ、マラソン、トレランなどの趣味ネタを書き綴っていこうと思います

マラソンは理系心をくすぐる

瀬戸内海のとある島で行われたマラソン大会に出場した。

 

最初は42.195Kmとか完走できたらいいなってくらいの軽い気持ちで始めたマラソンなのだが、今ではかなり「ガチ」で記録を追うようになってしまった。
何が面白いって、マラソンはかなり理系心をくすぐるスポーツなのだ。

 

トレーニングは苦行ではなく実験。
いろんなトレーニング理論を仕入れては試し検証する自分の体を使った人体実験。
特筆すべきは心拍計付きのGPSウォッチ。こいつを手に入れてから俄然トレーニングが楽しくなった。

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自分の体に起こる反応がリアルタイムに見れることにワクワクしてしまう。

マラソンはただ一生懸命走ればよいというマッチョなものではなく、科学の力を使って走ると言っても過言ではない。
具体的にはLT(乳酸性閾値)付近のペースを維持しながら一定ペースで走るのが一番速くて、しかも楽なのだ。
この心拍数だとあと1時間も持たないとか、体に起こる変化が正確に予測できるようになっていくのが実に面白い。

もう40才を過ぎて気を抜くとあらゆるものが右肩下がりになるお年頃なのだが、走ることについては着実に右肩上がりになっている。これも走るモチベーションを維持できる要因かもしれない。

 

今回はサブ3.5(3時間半以内にフルマラソン完走すること)を達成できたので、次の目標はサブ3。3時間切りだ。
ただ、それを単にたくさん頑張って達成したのでは面白くない。
限りなく少ない練習量で最大の成果を上げれることをテーマにしたい。

 

実際、今回のサブ3.5達成までの月間平均走行距離は77Km。一番多く走った月でさえ145Kmなので、一般的には全然走ってないほうだ(自転車もやるのでクロストレーニングの効果もあるのかもしれないが、、、)。
ネタ元は不明だがサブ3達成には月間300Kmの走り込みが必要と言われている。そこを月150Kmくらいで達成できたら愉快だなぁ。