雑なアップデートは非難を浴びる
先日、公開中のアプリをアップデートした。
いい感じの機能が出来て、旧来の機能はそれで補えるだろうということで、軽い気持ちで旧機能を削除してしまった。
とすると、どうだ。かなりの数のお怒りのメールと共に、アプリの評価が下がってしまった。まだ★の数に影響するほどではないが、最近の評価は上がる一方だったので大ショックである。
メールをくれたユーザさんに聞いてみたことろ、旧機能には自分が全く予想していなかった使い方があり、それは新しい機能では補えないものだったことが明らかになった。
結局、その使い方ができるような修正を行うことにした。
改めて今後のために、ユーザさんが現在利用中のオプションを全て把握できるような仕組みを組み込んでみた。その結果を見ると、今回影響を受けたユーザさんは全体の3%ではあったが、この1年でかなりユーザさんが増えたので3%でも結構なボリュームになる。これでは迂闊な機能削除や仕様変更は出来ないと思った。
競合アプリのレビュー欄を見てもUI変更などをした日には、「前のが良かった!」という書き込みで溢れいてる。それが良い方向であったとしても変化を嫌う人は一定数居て、ユーザ規模が大きくなるとその数も無視できないものになる。これは心すべきだなぁ。