オープンソース活動==就職活動?
日々、オープンソースには本当にお世話になっている。
で、たまに思うことがある。この世知辛い世の中で、なんでこんなにボランティア精神に溢れる人が多いんだろう?
そこそこの時間は使うだろうに、何をモチベーションにしているのか。
以前は、純粋に自分が欲しいものを作って、それをオープンソースしていい感じに広げたいって動機がメインなのかと素朴に思っていたが、最近ではオープンソース活動が実は就職活動の一環になってるんじゃないかという気がしてきていた。
そんな中、さきほど目にしたブログがこちら。
この記事を書いてる方はベルリングでスタートアップを立ち上げてる日本人だが、英語圏への転職で書類選考に通る確率を上げるには、Githubでのオープンソース活動が良いと書いておられる。
なるほど、いくらでも「盛り」ようがあって検証が難しい業務履歴書よりは、オープンで目に見える実績が役に立つということか。たしかに有名どころのオープンソースに貢献できていたらオっとなるかも。
そういえば全くの偶然なのだが、ちょっと前に初めてgithubにオープンソースをあげてた。それがこちら。
今は組み込み関係のお仕事をしているのだが、シェルの無いリアルタイムOSなので、デバッグ用にシェル的なものが欲しいと思って作ったもの。
C言語で実装されたシンプルなシェルプログラム、名づけてnano-shell。
機能もシンプルで、プロンプトを出す、入力されたコマンドをパースしてargc,argv[]スタイルの引数で登録されたコールバックを呼び出すだけのもの。
githubにも自作シェル的なものは多くあるのだけど、かなりの大作だったり、依存関係が多かったりと、ざっくり見て気軽に使えそうなものが無かったので作ってみた。
別に海外就職の野望とかがあるわけじゃないのだが、自分が仕事で使える汎用的なものを上げとくと便利そう思ったのが動機。