ソフトウェアエンジニアはマジでサポート業務を体験すべき
個人で公開しているアプリのユーザが数がいい感じで伸びてきている。
が、良いことばかりではない。というか実際、かなり辛い。
どういう事かというと、自分のアプリが検索の上位(1番か2番目くらい)にくると、今までと違ったユーザ層にリーチするようになる。そのユーザ層の違いに悩まされているのです。
検索の下位にあるアプリをわざわざ、ダウンロードするユーザさんは、言ってみれば。かなり「デキル」ユーザさん。少なくとも自分の理想のアプリ像が頭の中にあり、アプリの説明を読んで自分に合うと思ってダウンロードするか、自分に合ったアプリを見つけるまで試行錯誤を続けていることが想像できる。
対して検索の最初に出てきたアプリをダウンロードするユーザさんは、そういった事をせずに、最初に出たからといった理由で選んでいる可能性が高い気がする。
そう、この説明を「読む」ことや「試行錯誤」することは、当たり前なようで、実は当たり前では無いことを、自らサポート業務をする中で思い知らされた。
例えば、ヘルプの1ページの中でAという機能とBという機能を解説していたとする。
すると結構な数のユーザさんがAという機能を使おうとして、AからBまで操作してしまうのです。
ちなみにAとBは全く正反対の機能で、日本語が正しく読めていれば、Bは操作しないはずだけど、そうはならない様だ。あげくの果てには星2個の評価とともに不具合としてレビューを書き込まれる事になる。
これは誰が悪いかというとユーザさんでは全く無く。AとBを1ページにまとめてしまった自分が悪い。情報を詰め込みすぎた自分が悪い。
AとBは誤解の無いようにページを分けるべきだなのだ。これはアプリのUIにも同じ事が言える。
このような事はアプリの開発だけしていると気づけない。自らサポート業務をする事で身に沁みて理解できる。
ソフトの開発してる人間って実は世間的にはスーパーマンだと思うんですよ。周りにそんな人ばかりだったら、世間一般の読解力のレベルとかは絶対に想像できない。
なので、ソフトウェアエンジニアはマジでサポート業務を体験すべきだと思います。
あと、タイムリーにこんな記事を読みました。
もう、全面的に同意ですね。世の中は広いです。いろんな人たちで溢れています。
自分の周りで見えてるものだけが「世界」だと思ってたらダメだなと反省しました。
そう言えば前にも同じような記事を書いてたな。
この時より、さらにひどくなってる気はするが、、、